【ぽっこりお腹を改善!】腹筋の筋膜リリースの方法
皆さんこんにちは!
パーソナルジム心斎GOAL ZEROの稲森克尚です!
今日はぽっこりお腹を改善する方法をお伝えしようと思います。
ぽっこりお腹で悩まれている方は多いと思いますが、そうなってしまうのにはいくつかの原因があります。
・腹筋の筋膜の癒着
・お腹のインナーマッスルの筋力低下で「内臓下垂」
・反り腰や猫背
・骨盤の歪み
などが原因でぽっこりお腹になっている人がほとんどです。
1番目にある「腹筋の筋膜の癒着」というのが他の原因にも関わってくるのでこれを改善してあげあるだけで、他の原因にもアプローチしやすくなり、トレーニングもかなり効率が良くなります。
ですが腹筋の筋膜の癒着と言われてもどういうことかわからない人がほとんどだと思うので説明していこうと思います。
【腹筋の筋膜の癒着とは?】
腹筋にはシックスパックなど言われている表面にでている腹直筋とインナーマッスルの外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋という筋肉があります。
これらの筋肉はそれぞれ違う動きをするのですが、普段からあまり使わなかったりすると、筋肉一つ一つをおおっている膜(筋膜)がくっついて動かしにくくなってしまいます(癒着)。
そうなるとお腹周りの筋肉が一つ一つ正しい動きができなくなってしまい、上手く腹筋を使えなくなって衰えていきます。
それが原因で内臓下垂になったり骨盤が前傾して反り腰になったりとどんどん悪い方へと変化していってしまいます。
ならどうすればいいのか?
まずは筋膜の癒着をゆるめて正常に使えるようにしてあげることが必要です。
腹直筋の下の方の付着部は恥骨という骨についているのですが、そこが固まりやすいので恥骨あたりをほぐしてあげると腹筋の下部が上手く使えるようになり代謝もよくなって脂肪がつきにくく落ちやすくなります。
【恥骨付近のほぐし方】
上の写真のオレンジの丸はおへそです。 そのおへそから15cmぐらい下に押すと固い骨にあたる部分があるのですがそこが恥骨です。
写真では赤で丸をしているところですね。
その部分を指2本で押さえながら横に動かしたり、縦に動かしたりしてマッサージしてあげてください。
だいたい1分ぐらいを毎日朝起きたときか、夜寝る前にやっていただくといいですね。
腹筋のトレーニングの前にもほぐしてあげると腹筋がうまく使えるようになるので、効果がすごく上がります。
これを続けると腹筋の下部の固まった部分がゆるんできて、代謝も上がり筋肉の滑走性も良くなるので、ぽっこりお腹も改善されていきます。
テニスボールなんかがある方は恥骨の下にテニスボールを置いてその上にうつ伏せで寝転んで、深呼吸しながら横や縦にゆらゆら1分間揺れるだけでほぐれるので是非やってみてください。
【まとめ】
恥骨の周りの筋肉をほぐすことでぽっこりお腹の改善につながるだけじゃなく、骨盤の歪みや、姿勢改善、トレーニングの効果アップにもつながるので、是非毎日1分でいいのでほぐしてみてください!